2022年11月15日
広島信用金庫 創業者支援センター
社員寮だった施設を利用したシェアオフィス
11月10日・11日、インキュベーション担当者の3人で広島信用金庫が運営しているインキュベ
ーションシェアオフィスに先進事例視察としてお邪魔しました。
元々は社員寮として使用していた建物を、現在はシェアオフィスとして再活用していると
教えて頂きました。
現在は10オフィス中8オフィスが埋まっており、17年間で50以上の起業家さんがこの施設を
卒業して頑張っていらっしゃいます。
金融機関が運営する施設に入居できた事自体がステータスです!
今回は、以前入居をされていた方にお話を伺う事ができました。
その方が一番に言われていた事は「金融機関が運営する施設の入居審査をパスして入居できた事自体が、
他の起業家と比べたら、それだけで一つのステータスになりますよ!」という言葉でした。
今まで、各オフィスに担当者がつく事がミライズIMIZUの最大の特徴であると考えて
いましたが、起業家にとって金融機関の運営する施設に入居する事自体が、それだけで一つの信頼の
証として安心材料になるのだと気付かせていただきました。
そして、やはり一人で起業された方にとって、直ぐに相談できる相手がいるという事も大きな安心とヤル気に繋がることも
分かり、今まで以上に支援体制を整え、しっかりと入居者に寄り添っていかなくてはいけないと考え身が引き締まりました。
今後の起業家支援についてより深く考える切っ掛け
今回は直接、他の施設の現状や取組を知る事により、これからミライズIMIZUでどのような
事をしていかなくてはいけないのか考え直すきっかけになりました。
地域や環境も違う中で、それぞれの施設の良い部分を切り取り、ミライズ向きにアレンジして
入居者支援の取組やセミナー、企画に生かしていきたいです。
担当者として、それぞれの入居者に合った支援とは何かを考え、インキュベーション施設の
在り方には決して正解は無く挑戦と修正を繰り返して、その時の世の中の流れや地域にあった
カタチを見つけていく事が大切だと感じました。
ミライズIMIZUが起業家の集う施設になるために。また、入居された事業者が自信を持って3年で卒業し事業を
継続していけるだけの力をつけることができる施設にしていく為に、我々も成長していけるよう精一杯進んでいきます。
また、機会があれば様々な施設のお話を伺いたいです。