キャリアグラフィック ワークショップ 開催

2022年11月24日(木)

キャリアグラフィックワークショップ 開催

【講師】トークグラフィッカー® 山口 翔太 氏

【参加】10名 

お昼過ぎまで雨が降っていたので天気が気になりましたが、夕方から回復し安心しました。

今回は、お話を聞くだけではなく実際に自分で絵を用いて人生の年表を作り、更にペアになりディスカッションを

行うセミナーという事で、ミライズIMIZUで開催してきたセミナーの中でも新しい形のものとなりました。

 

■1分間自己紹介をしよう!

 

まず初めに、参加者同士の自己紹介のコーナーがありました。

①名前(ニックネーム可)②参加した理由 ③24時間以内にあった嬉しい事

この3点を紙に書き自己紹介をしていきます。

グループに分かれ尚且つ質問もアリなので、自己紹介だけでもとても盛り上がって

質問が飛び交っていました。

やはり、自分の事を質問されると、興味を持ってもらえたという自己肯定感を

刺激され楽しくなる様です。

このように話す事によって、互いの緊張をほぐしていく事が山口氏の狙いでした。

リラックスした状況を如何に早く作り出すかで、セミナーの盛り上がりも変わっていくので、そこをまず意識すると

より良い空気の中でセミナーが進行できると教えてもらいました。

 

■トークグラフィッカー®としての道のり

山口氏の起業までの道のりを、スクリーンではなく自ら準備していただいた

キャリアグラフィックを用いてお話してくださいました。

トークグラフィックとは何か、何故この道で起業を考えたのか、その切っ掛けは

何だったのか。分かりやすく楽しく聞くことができました。

様々な方の話をグラフィックレコーディングで分かりやすく伝える手伝いをする事に

よって、人の役に立つことができるのではないかと考えたそうです。

そして今では、その技術を若者に教え、地域ミーティングなどに積極的に参加する

事で地域の活性化を目指しています。

 

■実践編 キャリアグラフィックワークショップ

講習が終わると、次は実践に移ります。

まずは、グラフィックの基本的な表現の仕方を教えて頂き、実際に描いてみます!

今回のワークショップで描く絵は、複雑で難しいものは一つもなく、〇△▢で表現できるようなものばかりでした。

絵のみで表現するのではなく、文字と絵を上手く組み合わせて仕上げていくのがポイントで、この絵が何を表しているのか

一目で分かるように描く事が一番大切なことだと言われました。

山口氏のアドバイスを受けながら、キャリアグラフィックを仕上げていきます。

そして仕上がったグラフィック年表をもとに、ペアになって自分の人生についてお話していきます。この時に聞き役の方は

●相手の人生を否定しない ●自分の主観でアドバイスをしない この2点がルールです。

そして、相槌や質問を積極的にして話を広げていきます。

『キャリアグラフィックはその方の人生をそのまま可視化したものなので、様々なキャリアがあり、それに正解不正解はない。

なので、その人の人生を否定する事は絶対にしてはいけない。そして多く相槌をうってあげることによって、自分の人生を

肯定してもらえているという安心感が生まれ、より話しやすく、考えやすくなる。』

と言う、山口氏の言葉がとても印象的でした。

キャリアグラフィックは、今までの自分の人生を可視化する事だけが目標ではなく、今までの自分の人生を見つめ直し

これからの未来の目標を立て計画を立てることが本来の目的だと教えていただきました。

 

今回、2時間のセミナーでしたが、あっという間に時間が過ぎていきました。参加者の皆さまもとても充実した時間を過ごす事が

出来たようで、『また受けたい!』という声もいただきました。また、様々なセミナーを企画していきますので、その時は

是非ご参加ください!

 今回の「キャリアグラフィックワークショップ」の講師を引き受けて下さった、トークグラフィッカー®の山口様、

参加して下さった皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。

 

トークグラフィッカー® 山口 翔太(やまぐち しょうた)氏

インスタグラム ・ フェイスブック で活動内容などご覧いただけます。

 『トークグラフィッカー 山口翔太』で検索して下さい。

広島へ先進事例視察へ行きました!

2022年11月15日

広島信用金庫 創業者支援センター

 

社員寮だった施設を利用したシェアオフィス

 11月10日・11日、インキュベーション担当者の3人で広島信用金庫が運営しているインキュベ

ーションシェアオフィスに先進事例視察としてお邪魔しました。

 元々は社員寮として使用していた建物を、現在はシェアオフィスとして再活用していると

教えて頂きました。

 現在は10オフィス中8オフィスが埋まっており、17年間で50以上の起業家さんがこの施設を

卒業して頑張っていらっしゃいます。

 

金融機関が運営する施設に入居できた事自体がステータスです!

今回は、以前入居をされていた方にお話を伺う事ができました。

その方が一番に言われていた事は「金融機関が運営する施設の入居審査をパスして入居できた事自体が、

他の起業家と比べたら、それだけで一つのステータスになりますよ!」という言葉でした。

 今まで、各オフィスに担当者がつく事がミライズIMIZUの最大の特徴であると考えて

いましたが、起業家にとって金融機関の運営する施設に入居する事自体が、それだけで一つの信頼の

証として安心材料になるのだと気付かせていただきました。

そして、やはり一人で起業された方にとって、直ぐに相談できる相手がいるという事も大きな安心とヤル気に繋がることも

分かり、今まで以上に支援体制を整え、しっかりと入居者に寄り添っていかなくてはいけないと考え身が引き締まりました。

 

今後の起業家支援についてより深く考える切っ掛け

 今回は直接、他の施設の現状や取組を知る事により、これからミライズIMIZUでどのような

事をしていかなくてはいけないのか考え直すきっかけになりました。

地域や環境も違う中で、それぞれの施設の良い部分を切り取り、ミライズ向きにアレンジして

入居者支援の取組やセミナー、企画に生かしていきたいです。

 担当者として、それぞれの入居者に合った支援とは何かを考え、インキュベーション施設の

在り方には決して正解は無く挑戦と修正を繰り返して、その時の世の中の流れや地域にあった

カタチを見つけていく事が大切だと感じました。

 ミライズIMIZUが起業家の集う施設になるために。また、入居された事業者が自信を持って3年で卒業し事業を

継続していけるだけの力をつけることができる施設にしていく為に、我々も成長していけるよう精一杯進んでいきます。

 また、機会があれば様々な施設のお話を伺いたいです。