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日本公庫の創業者支援

日本公庫の創業者支援   日本政策金融公庫  平田 篤  ・ 武田 正久  

 

令和元年 11月14日(木)

日本政策金融公庫の創業者支援の仕組や基礎知識・創業者向けの融資制度から

具体的な計画の作り方や融資の申込手続きなどを、グラフや図解で分かりやすく解説していただきました。

どの様な融資制度があるのか、どのような条件で融資を受けることが出来るのかというお話は

とても丁寧で分かりやすかったです。

起業家にとって、日本政策金融公庫はとても心強い味方となる機関だという事がわかりました。

 

皆さんに配られた資料には、『創業業種の割合』『起業家男女比』そして裾野の広い創業支援を実現させている

仕組の図解等、興味深いデータが盛沢山。

その現状を踏まえ、支店での事業計画書の作成サポートと面談や各種情報提供を充実させており、

その他、講座や交流イベントを開催する創業支援センター等もあるようです。

『起業に関する様々な情報が欲しい時は、是非「日本政策金融公庫」にお越し下さい!』

と締めくくり、講習会は終了しました。

 

この後、無響個人面談も開催されました。

起業で夢の実現を!

起業で夢の実現を!   講師:株式会社プロデュース 代表取締役  新川篤志

 

令和1年 10月4日(金) 17:00~21:00

ミライズIMIZUで初めて開催されたセミナーです。

2003年に『株式会社プロデュース』を起業し、地域に必要とされる企業を目指して

11期連続増収・黒字を達成している新川社長。

どの様な志で進み続けるのか。また、起業当時の苦労話や起業に対する家族の思い

自分の仕事に信念を持つこと。そして周りの信用を得るにはどのような心掛けが必要なのかを

話ていただきました。

参加されている方々は、これから起業を考えている方や起業して間もない方なので

とても参考になる事が沢山あったようです。


そして講習会が終わった後は、皆さんで食事をしながらの交流会を開催しました。

とても和やかな雰囲気の中で、新川社長に質問をされたり、参加者同士でのお話

も盛り上がっていました。

初めて開催したセミナー&交流会でしたが、とても実りのある時間を過ごす事が出来ました。

やはり起業をするという事は、新たな挑戦に前向きになる一方で不安も付きまとうものです。

先輩起業家の成功例や失敗談を聴くことで、自分の糧にして明日からも進んでいく手助けができればと

セミナーを開催しました。

そして、周りには業種が違えど自分と同じ喜びや不安を抱えた起業家が沢山いることが

心の支えとなれば幸いです。

フォトギャラリー

 

 

LIVE配信セミナー開催『スポーツビジネスと実践=更なる成長を目指して=』

2021年1月21日(木) 19:00~20:30 

YouTube liveで配信!


株式会社アルプス 代表取締役社長 油谷 信隆氏をお招きし

起業に関する体験談を語っていただきます。

 

【スポーツは大きく分けて「競技スポーツ」と「健康スポーツ」に分類されます。

競技スポーツはより強く、より高く。

健康スポーツはより健やかに、より楽しく。

相反するように感じられる2つのスポーツを、試行錯誤しながらマネージメントしてきました。

日本で開催される2度目のオリンピックを前に、微力ながらスポーツとスポーツビジネスの楽しさを

お伝えできれば幸いです。

                        株式会社アルプス 代表取締役社長 油谷 信隆 】

 


【講 師】

油谷 信隆 氏 1976年7月7日生

〔役歴・資格〕

●株式会社アルプス代表取締役社長 ●一般財団法人国際学園代表取締役 ●生涯運動指導士

●学校法人国際学園 九州医療スポーツ専門学校特別講師 ●日本SAQ協会認定SAQレベル2インストラクター

●一般社団法人AMSA先端医科学スポーツアカデミー認定トレーナー

プロサッカー選手・プロ競輪選手・プロ格闘家 パーソナルトレーナーを歴任


 

視聴ご希望の方は ミライズIMIZUまでメールでお申込み下さい。

当日に視聴用のURLをメールにて送信いたしますのでそちらからご覧ください。

※携帯メールの場合はミライズIMIZUのアドレスを受信可能なように設定してください。

[お問合せ・お申込み]

ミライズIMIZU事務局  TEL:0766-75-9333 

            mail:info@mirise-imizu.net

 

 

第8回 ミライズEssay 射水市としての創業支援

射水市の創業支援について

著者:射水市役所 産業経済部 商工企業立地課 主任 夏野いつか

 

日本経済を再興し、産業力の持続的発展を目指すため、産業競争力強化法が施行され

国はこれまで創業支援に注力してきました。

本市においても、平成26年度に創業支援等事業計画の認定を受け、創業者の皆さんのニーズに

耳を傾けながら、随時支援策を拡充し、現在に至っています。

私たち支援機関も、常に連携を深め一体となって創業支援に取り組んでいます。

 

射水市の創業支援メニューとは

本市における創業支援メニューは下記のとおり、ソフト面からもハード面からも

多角的に支援できる制度を整えています。

【射水市の創業支援メニュー】

◆創業塾(創業に必要な基礎知識を勉強するための講義)

◆創業カフェ(創業者、創業希望者、支援機関等が集まって情報交換、交流)

◆創業サポートセミナー(人間力、自己変革力を鍛えるためのセミナー)

◆創業支援助成金(上限50万円、補助率1/2)

◆商店街等新規出店支援事業補助金(上限130万円〔創業者加算あり〕、補助率1/2)

◆創業支援資金(融資限度額2,000万円、利率1.25%以内、運転5年・設備7年以内、それにかかる保証料2/3助成)

◆認定創業支援施設〖ミライズIMIZU〗

◆キッチンカー、シェアキッチン(クロスベイ新湊)

 

今後について

2020年当初から、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の影響は

そこかしこに見られますが、本市における創業機運は

新型コロナウイルス感染症に負けていないと思います。

相談に来られる方のお話を伺うと、ご自分の事業の「これがやりたい!」という

ワクワクしたビジョンと、「これからどうしたらいいのだろう」という

不安な気持ちを織り交ぜて来られることが多いです。

私たち支援機関は、そうした創業希望者の気持ちを整理し、創業者の不足している部分を補うことが出来るように

また、創業者同士が同じ「まち」を盛り上げ、切磋琢磨する「仲間」として協力し合えるような関係性を

築く事ができるよう、横のつながりを提供していく必要があると思っています。

年末年始のお休みに関するお知らせ

 

 

 

 

 

 

 

今年中は皆様に大変お世話になり、とても充実した一年を過ごすことが出来ました。

来年は、より一層サポートに力を入れて、入居事業者様が飛躍できる年にしていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

引き続き、ご見学を希望される方や入居奇希望の方のお問合せも

お待ちしております!!

第7回ミライズEssay 商工会議所としての役割

商工会議所としての役割

著者:商工会議所 経営支援課長 今井 秀一(主任経営指導員)

 

地域の現状と課題~様々な創業スタイルへの対応~

 現在、新湊地区では、経営者の高齢化、消費者のニーズの多様化、価格競争の激化、情報化が進展する中、

開業率と廃業率の逆転現象が起こり地域経済の停滞と活力低下が懸念されています。

このような状況を打破し、市内地域経済活性化や新たな雇用の創出を図る上で、

創業者支援を積極的に行う事が重要な課題となっております。

 近年の創業傾向として、女性や若者(県外からの移住者)等、これまでの創業者とは異なる方々が

それぞれの人生のステージに合わせ、営利のみを目的とするのではなく、地域の課題解決、コミュニティの形成など

社会的使命感を動機づけとした小規模な創業が多くみられるようになりました。

商工会議所としても、従来の創業支援に加え、それぞれの創業スタイル、レベルに合わせたきめ細かい支援を

心掛けていくことが必要不可欠となっております。

 

今後の展望とは

今後どのような仕掛けで如何に創業予定者(潜在的な創業予備軍も含む)の発掘ができるか、

「創業」が自分に関係のない遠い世界ではなく、自分で選べる選択肢の一つとして考えて頂けるようにすることが

新たな創業者の増加へ向けての第一歩となるよう、地域の創業機運を高める活動を強化する必要があります。

実際に創業した方の情報や身近な創業の成功事例、実在の店舗などを紹介する事で創業をイメージしてもらい、

新たな一歩を踏み出すための支援の充実を図ることも必要です。

より一層の創業者に寄り添った支援、連携機関と適時情報交換による情報の深化、また各々の創業者支援スキルの

レベルアップを図って、当商工会議所が旗振り役となり、地域の特性に合った支援事業を実施しながら

切れ目のない継続した創業支援を実施し、地域に新たな雇用創出と地域経済に活力を生み出す創業者の増加を目指します。

 

最後に・・・

市・商工会議所・金融機関の連携支援機関が一体となって創業支援に取り組むことで

創業者の増加が見込めるだけでなく、移住創業を検討する方の人口増も期待できます。

また、女性、若者(移住者)の創業者が増加していることから、女性の活躍、若者による新ビジネスの創出や

創業支援としての新たな販路開拓、取引先紹介により既存企業の経営支援にもつながります。

加えて、空き店舗解消、地域の雇用や消費の拡大等、

創業支援が地域経済の潤滑油となり

様々な経済効果が期待できると確信しています。

 

管理人の日記

こんにちは。事務局の串間です。

今回は、ミライズIMIZUの近況報告です。

10月に入り、最近の朝は凄く冷え込んでいますがミライズの皆さんは

毎日元気に出勤しております。

9月から入居されたOfficeー6「Create(クリエイト)」森さんは、Web構築のお仕事で頑張っています

Webサイトでの物販販売の売上が伸び悩んでる方のサポートをして

売上UPに貢献したり、ホームページの閲覧数を伸ばすサポートのお仕事です。

新規顧客も着実に増やしており、これから益々活躍の場を広げる為

(まだ内容は秘密ですが)

とても将来性のあるプロジェクトに挑戦しようとしています。

起業する前に、森さんご自身もとても努力され実力と知識を身につけて来られ、

創業してミライズに入居される前にも、しっかりと実績を残しています。

これから進んでいきたい道をしっかりと持ち、毎日頑張っていらっしゃいます。

森さん出演の動画【起業家リレー『私たちの挑戦』】も近日公開予定ですのでご覧ください!

[YouTube ミライズIMIZUチャンネル] にて公開します。お楽しみに!!!

さてさて・・・次は、同じく9月に入居された『カイロプラクティックYU』の伊藤さんです。

今はオープンに向けて準備を進めているところです。

伊藤さんはカイロプラクターですがジムトレーナーの勉強もしており

カイロプラクターになる前はトレーナーをされていました。

今回は、トレーナーの観点とカイロプラクターの観点から『カイロトレーナージム』を開設します。

カイロトレーナジムは名前の通り『カイロ』と『トレーニングジム』が合わさったお店です。

カイロプラクティックで身体を骨から整え、トレーニングをすることによって

効率よく美しい身体をつくる事が出来るそうです。

『カイロトレーナージム』というのは、全国でも珍しく富山では初めてのお店になります。

「ダイエット・マッチョな身体・日々の健康維持 などなど。

様々な目的に合わせてプログラムを組み、丁寧に楽しく指導していきます!!」

と、伊藤さんもオープンに向けて頑張っております。

このカイロトレーナージムはカイロプラクティックKIYOの朴木さんとの共同事業です。

 

先に入居している、中小企業診断士事務所の窪田さん・みらい塾の高井さん・カイロプラクティックKIYOの朴木さん

そして、Createの森さん・カイロプラクティックYUの伊藤さんが加わり

益々、活気に満ちたミライズIMIZUです。

 

これからも、ミライズIMIZUの様子をどんどん発信していきますので

是非ご覧ください。

Officeー6 入居者紹介 『Create』森さん

9月からOfficeー6に入居をされました『Create』の代表 森さん です。(写真中央)

8月にミライズに見学に来られて、サポート体制等興味を持っていただき入居を決められ

9月1日から準備。そしてお仕事を始めております。

ネット販売・ホームページ製作の会社です。

森さんのお人柄も明るく前向きな方で、ミライズIMIZUが益々活気にあふれております。

3年後には最高の形でミライズを卒業していただけるよう、関係者一同全力で

サポートしていきます!

どうぞ、よろしくお願いいたします。

第6回ミライズEssay  一隅を照らす

一隅を照らす。

著者: 中小企業診断士 窪田 賢一

 

皆さんは、「一隅を照らす、これ則ち国宝なり」という言葉をご存じだろうか。

これは、天台宗・比叡山の改組である最澄の言葉である。

「それぞれの立場で精一杯努力する人はみんな何者にも代えがたい大事な国の宝だ」という意味。

また、「一燈照隅 万燈照国」という表現もある。これは「一隅を照らす光が集まれば、その光は

国全体をも照らすことになる」ということだそうだ。

 

つまり、「自分が今いる場所や立場でベストを尽くすことが、結果的に全体を良くすることに繋がる」

ということである。

 

トヨタ自動車、日本生命保険、武田薬品工業、ニチレイ、西武鉄道・西部グループ・セゾングループ、高島屋、伊藤忠商店・丸紅

住友財閥、双日、日清紡、東洋紡、ヤンマー、東レ、ワコール・・・。

これらの起源とされる近江商人は大坂商人、伊勢商人とならぶ日本三大商人の一つである。

背景には、最澄が唱えた「忘己利他」や「一隅を照らす」という言葉が近江商人の精神文化育んできたと言われる。

 

例え一部の地域であっても、その場所の人々に必要なモノ・コトの為に全力を尽くす。

それにより、地域にとっての”raison d’ētre(レーゾンデートル:存在価値)が生まれ

地域に活性化にも貢献することが出来る。

自社、自分ならではの地域活性化の展開が多く集まることで、

ひいては全国の活性化に・・・。まさに、最澄が残した言葉そのものになっていく。

 

ビジネスだけでなく、サラリーマンとしていろんな仕事を展開していると、ついつい色んな事に手を出してしまいたくなる。

 

しかし、大切なのは利益を求めたビジネスや仕事より、本当に必要とされているビジネス、必要なモノ・コトを見極め、

そのためにスキルやノウハウを集約して展開していくこと。

 

それによって、長く選ばれ続ける企業、そして人材へと成長することができる。

「まずは自分のビジネスや今の仕事を見極め『一隅を照らす』ことから」が私の信念である。

 

「忘己利他」や「一隅を照らす」という言葉が、近江商人の精神文化を育んできたように、グローバル化を始めとする

領域の拡大を目指しながらも、この地で商う、モノを作ることの意義を深く考えながら、善良な企業市民、金融マン

サラリーマン、フリーランス、アルバイト、自身の立ち位置での近江商人の精神を目指すことで、

このミライズIMIZU、新湊信用金庫から新しい時代の新近江商人がより多く輩出することを願っています。